建築系チカトサBlog

建築、お笑い、書評、プログラミング、投資などについて書いていきます。

『史上空前!!笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ2020』 総評

どうもこんにちは。

建築系投資家のチカトサ(@5atochika)です。

 

今日は先日6年ぶりに開催された『ザ・ドリームマッチ』の総評をしていきたいと思います。

現役でネタをやっているとても豪華なメンバーが集結され、どれもワクワクするペアになりましたね♪

 

は是非読んでみて下さい。

 

※今回も至極個人的な感想です。

 

 

 

千鳥 大悟×ハライチ 澤部佑

 

前半・中盤・後半の3部構成になっており、前半と後半でハライチの漫才システム、中盤で千鳥の世界観の強い漫才になっています。

大悟さんのボケも澤部さんのツッコミも特徴的ですが、とてもマッチしていて良いケミストリーを生んでいます。

途中で伏線を回収する場面があり、適当のようで上手く展開をまとめています。

この二人にしか出来ないネタで、とても面白いと思います。

 

バイきんぐ 西村瑞樹×サンドウィッチマン 伊達みきお

 

伊達さんが西村さんを一途に選択し続けてフィーリングしたコンビです。

普段はお二人ともネタを考えていない方みたいです。

占いの設定のコントで、占い師の西村さんが野球選手の投げ方を真似するのを、伊達さんが長い時間乗っかってノリツッコミをします。

最後の最後に伏線の回収でわっと驚かせて終わります。

普段作っていないにも関わらず、とてもしっかりとしたネタになっていて面白いです。

 

霜降り明星 せいや×バイきんぐ 小峠

 

下着泥棒のせいやさんを取り調べしている時に、多重人格が出てくるという設定のコント。

おかしなキャラの人格が出てきて、小峠さんが一緒になってふざけ合いながら、ボケとツッコミが入れ替わり、せいやさんが強いツッコミを入れます。

全部せいやさんの演技だったというバラシのあとに、二人でわちゃわちゃ言い合いして終わります。

よくありがちな設定でもこの二人がやると全く新しいものになりましたね。

 

ロバート 秋山×千鳥 ノブ

 

ノブさんがノブさん役で雑誌の撮影をするという設定のコント。

秋山さんが個性の強いカメラマンをやります。

無理やりなボケばかりでなく、写真スタジオでありそうな光景をノブさんのワードセンスの良いツッコミで落とします。

秋山さんの得意な強いキャラクターと、ノブさんのワードセンスの良いツッコミがすごくマッチしていてとても面白いネタでした。

 

ナイツ 塙宣之×チョコレートプラネット 長田庄平

 

怪しげなセミナーの設定のコントです。

セミナー講師の塙さんは漫才の時のように、ツッコミに対して聞き流しながらよくわからない説明を一人で続けます。

質問に返したと思ったら「全然違う」と突き放したりと、面白いやりとりもあったりします。

最後は後日のセミナーの様子ですが、アシスタントとして長田さんが働いています。

少しわかりにくい展開でしたが、設定と内容がとても面白いネタだと思います。

 

サンドウィッチマン 富澤たけし×ナイツ 土屋伸之

 

システム系の漫才です。

漫才の練習をすると言って、ナイツお得意の「言い間違い漫才」の練習をしますが、これが見事に伏線となり、本番では「言い間違えない」というボケを連発します。

時折、土屋さんを腐しながら、また土屋さんからも自虐ネタを挟みつつ、後半はボケとツッコミが入れ替わり、漫才コントに入ります。

土屋さんの一人芝居に、富澤さんが大きな動きでツッコミを入れます。

お二人の人間性が全面に出たネタで、個人的には一番面白いネタでした。 

 

ハライチ 岩井勇気×渡辺直美

 

ミュージカル風のコントです。

「塩の魔人」の岩井さんと「醤油の魔人」の直美さんが、出てくる料理に対して、どちらの出番かというのを楽しむ内容です。

目玉焼きや卵かけご飯など、出てくる料理が全て醤油が必要な料理ばかりで、「塩の魔人」の岩井さんが腐っていくというネタです。

今ノリに乗っている直美さんと、腐り芸人としての地位を築き上げた岩井さんならではのミュージカル風コントだったと思います。

 

チョコレートプラネット 松尾駿×霜降り明星 粗品

 

粗品さんが松尾さんの家に遊びに行く設定のコントです。

キャラのある松尾さんがわかりやすいボケを連発し、粗品さんが上手くツッコミを入れます。

後半ではサーモグラフィーを入れて全く同じコントを展開します。

前半ではよくわからなかった二人のやりとりが、サーモグラフィーの映像を見ることでその真相がわかる内容になっています。

後半のネタばらしでは、笑いというよりも悲鳴の方が多い印象でした。 

 

野生爆弾 くっきー!×オードリー 若林正恭

 

泥棒に入った家で宇宙人と戦う、SF物語のような内容のコント。

前半では家の中の家具を次々と壊していったりと、割とわかりやすい内容ですが、後半の宇宙人との戦いは、世界観が強すぎて少し難しかった気がします。

くっきー!さん曰く、このコントの続きをTBSで放送してほしいそうです。

個人的には世界観系のコントは好きなので、とても面白かったです。

 

オードリー 春日俊影×南海キャンディーズ 山里亮太

 

山里さんが春日さんを4度目のアプローチで誕生したコンビで、ネタは漫才です。

春日さんのキャラクターを上手く活かし、山里さんが皮肉交じりでツッコミを入れていきます。

前半のフリでは、春日さんが山里さんのツッコミをああしてくれ、こうしてくれと色々と注文を入れます。

後半の回収部分では、春日さんのギャグがスベったことにをきっかけに、山里さんのスイッチが入りお客さんに対して熱弁が始まります。

山里さんが春日さんのスベり芸を計算に入れてネタ作りをしていたことを考えるととても面白いです。

 

 

まとめ

 

優勝は秋山さん×ノブさんでした。誰もが納得ですね。

内容はネタ作成者の普段のネタが基になりながらも、新しい相方でないと成立しないネタばかりで、どれも面白かったですね。

 

漫才はコントと違い、ネタの内容に二人の人間性や関係性が引き継がれることが多いので、漫才を見る方がまさに『ザ・ドリームマッチ』という感じがしてワクワクしましたね。 

今をときめく芸人さん達が多忙な中、新しい相方とここまでのネタを披露するのはさすがとしか言いようがないと思います。

 

是非、また来年も見たいですね♪

 

 

それでは今日はこの辺で^^