【書評】給料をもらうものではなくて、稼ぐものに切り替える思考法!「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」(moto)
どうもこんにちは。
建築系投資家のチカトサ(@5atochika)です。
motoさんの「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」を読みました。
この本では、転職と副業を掛け合わせることで、生涯年収を最大化するための思考法や著者のmotoさんが実践してきた具体的な行動が紹介されています。
- 生涯年収を最大化させたい
- 自分で副業をして稼ぎたい
- 転職をして年収を上げたい
という人におすすめな一冊です。
著者のmotoさんは、あえて地元の短大に進学して生涯年収を最大化する戦略をとっていたのが、とても衝撃的でした!
- motoさんの「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」ってどんな本?【概要】
- 「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」で気になったポイント
- 「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」を読んだ感想【書評まとめ】
motoさんの「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」ってどんな本?【概要】
「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」は、2019年07月31日に発売された書籍です。
全239ページなので、集中して読めば【約4時間】で読み終えることができます。
ザックリ紹介すると、
- 年収を上げるための転職や副業の具体的な戦略が解説されている
- 転職市場における市場価値の高め方が解説されている
- サラリーマンに向いている副業が解説されている
という感じ。特に『給料はもらうものではなく、稼ぐもの』という一文がこの書籍の最大のメッセージに感じました。
今すぐに転職を考えている人でなくても、今の仕事で結果を出すための具体的アクションや思考法が紹介されているので、いつ読んでも損はないと思います。全てのビジネスマンにオススメの本です。
著者の「motoさん」ってどんな人?
著者の「motoさん」のプロフィールも紹介しておきます。
- 1987年生まれ
- 地元の短大を卒業後、ホームセンターに入社
- リクルートや楽天など4度の転職を経て、現在は本業年収1000万円、副業年収4000万円を稼ぐサラリーマン
- 連日のように転職や副業を考える多くのサラリーマンの悩みに答えると同時に「東洋経済オンライン」や「新R25」など数多くのメディアにも取り上げられている
ホームセンターからキャリアがスタートして、リクルートや楽天にも転職した経歴の持ち主なんですね!すごい!
「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」の目次は?
目次は以下の通りです。
序章 「個人で稼ぐ」サラリーマンが本当の安定を手に入れる時代
第1章 年収240万円の地方ホームセンターを選んだ理由
第2章 地方ホームセンターやリクルートで学んだ「成果」に繋がる働き方
第3章 4度の転職で年収を上げ続けた「転職術」
第4章 本業を活かして稼ぐ「サラリーマンの副業」
第5章 生涯年収を最大化する生き方
おわりに
「第3章」では、さらに6つの項目に分かれていて、一番ページ数も多く割かれている章になります。転職を考えている人は、この章は特にじっくり理解して読み進めていくことをオススメします。
「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」で気になったポイント
市場価値を上げる3つのキャリア設計図
「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」で紹介されている市場価値を高めるキャリアの道筋は下記の3種類です。
①出世によるキャリア
今の会社で出世してエグゼクティブを目指す
今も昔も変わらない、王道のキャリアアップルート
②職種のスペシャリストになるキャリア
自分の職種に軸を置いて「横断できるスキル」を高めていくイメージ
motoさんはこのキャリアルートを選んでいます
③業界のスペシャリストになるキャリア
業界のスペシャリストを目指すことでキャリアアップするパターン
「業界のプロ」として名前を上げていくことで、キャリアアップに繋げる
最初に入社した会社で出世することが全てではないんですね!
年収240万円→1000万円を実現した「軸ずらし転職」
「軸ずらし転職」とは、「業界」か「職種」のどちらかの軸を「年収の高い業界」または「年収の高い職種」にずらす方法。
業界は年収に大きく影響するため、著者のmotoさんはこの軸ずらし転職をオススメしています。
ちなみにmotoさんは、小売業界→人材業界→人材業界→IT業界→広告業界と平均年収の高い業界へ「軸」を移しつつ、営業という職種の軸はそのままに、役職も上げて年収を増やしてきました。
転職と副業のかけ算で「1万分の1」の人材になる
市場価値を高めるうえで大切なのは、キャリアのかけ算です。
著者のmotoさんは「本業で得た知識や、実際に経験しえ得た知見」をコンテンツ配信することが、最もお金にしやすい副業だと言っています。
ある分野で圧倒的に突き抜けて「100万人に1人の存在」になることは難しいですが、本業で努力を重ねて特定分野で「100人に1人」の存在になることはできると思います。
本業で得た知見を副業に還流し、副業で得た知見を本業に還流することでかけ合わせを実現し、100×100で「1万人に1人の価値を持つ人材」になることができるのです。
「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」を読んだ感想【書評まとめ】
この記事では、「【書評】給料をもらうものではなくて、稼ぐものに切り替える思考法!「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」(moto)」について書いてきました。
この記事では書けませんでしたが、著者のmotoさんは、中高生の頃から転売で20万円を稼いだり、有名私立の4年制大学に合格しておきながら、あえて地元の短大に進学したりと、大胆な発想と行動力がある人物なのだと感じました。
これまで何も行動してこなかった私が、ブログを開設して、本業である「建築」についての情報発信をしようと思ったのもこの書籍を読んだのがきっかけです。
大切なのは行動することです。やるか、やらないか。(本書籍引用)
motoさんのような戦略的なキャリアを描くべく、何もやりたいことはないが、生涯年収は最大化させたいと思う人はぜひ一読してみてください!
本書の内容まとめ
- 業界を変えながらのキャリアアップ戦略が紹介されている
- 副業と転職をかけ合わせて市場価値の高い人材になる方法が書かれている
- 転職を考えている人や、考えていない人にもおすすめな一冊
というわけで、今回の記事は以上です。
ぜひ、また見に来てください♪
それでは今日はこの辺で^^