評価経済社会 『個の時代』の生き方とは
どうもこんにちは。
建築系投資家のチカトサ(@5atochika)です。
今日はこれからの時代を生きていくうえで、「お金はもう必要ない」という考えについて力説していきたいと思います!
この考え方のベースになっているのは、『評価経済社会』(岡田斗司夫・著)が基になっています。
- お金の代わりに何が必要なのか知りたい人
- お金に振り回せれる人生を送ることをやめたい人
は是非読んでいって下さいね。
※今回の記事は『評価経済社会』の書評ではなく、半分個人的な意見が入った内容です。
1.「評価経済社会」とは
2011年2月に岡田斗司夫さんの執筆によって出版された本です。
お金を追い求めるのではなく、評価を追い求めるようになるというのがこの本の趣旨です。
著者の岡田斗司夫さんとは「新世紀エヴァンゲリオン」を制作したアニメ会社「ガイナックス」の創業者であり、オンラインサロンを一番最初に始めた人でもあります。
2011年に出版された本なのですが、2020年現在の社会をズバズバと当てています。
いくつか例挙げると、
- テレビ番組はワイドショーが多くなる
- 従業員が社長にお金払うようになる
- 科学の進歩を信じられなくなる
等です。
歴史を振り返ってみて、生活の中心・価値の中心がそれぞれ移行してきた遍歴があります。これを『パラダイムシフト』と言います。
産業時代にお金が開発される前は人々の生活の中心はお米でした。
その前はその日の食糧でした。
今まさに、そのパラダイムシフトが起こりつつある状況なのです。
2.お金不要論
産業時代に生まれて約150年続いた貨幣経済社会は終わりを迎えようとしています。
お金とはモノを購入する際の媒介として役割を果たしていますね。
お金がないと何も買えないし、どこにも住めないことになります。
では何故これからお金が必要ではなくなるのでしょうか。
それは、評価のある人のところにお金が集まるようになったからです。
なので厳密に言うと、貨幣経済システムが崩壊すると言うことではなく、お金を集める手段が多様化したということになります。
わかりやすい例として、YouTubeやShowroomでは投げ銭システムがありますね。
当たり前ですが、誰も見ていない配信では投げ銭を集めることは不可能ですよね。
配信に限らず、クラウドファンディングで支援を集める時も、noteで有料コンテンツを販売する時も、ネット上でのフォロワーが多い方が有利に働くのは間違いないですね。
1億円を持つ人がTwitterで1億人のフォロワーを獲得することは不可能ですが、1億人のフォロワーを持つ人が1億円を集めることは可能なのです。
これまでの時代では、お金を稼ぐ手段は会社に勤めて給料を貰うことしか選択肢がありませんでしたが、今となっては個人で稼ぐ・集めることが可能であり、これからもこういったサービスは増え続けることが想定されます。
つまり手元にあるお金よりも、ネット上でのフォロワー数(評価)の方が大事になっているのです。
令和のこの時代において、「評価>お金」という関係が成り立っているのです。
3.パラダイムシフトが起こりつつある
前述しましたが、パラダイムシフトとは生活の中心が変わるということです。
貨幣経済社会の生活の中心はお金です。
その前はお米でその前はその日の食糧でした。
では何故今パラダイムシフトがお金から評価に移行しつつあるのでしょうか。
それはただ単純にクラウドファンディングやYouTubeでお金が集められるからではありません。
今の時代はこれまでにない程多くのモノやサービスに溢れかえった時代だからです。
白黒テレビが発売されたのは1952年で、価格は29万円と初任給の54倍でした。
当然、全ての家庭に白黒テレビあるわけではなく、昔の映画などを見てもわかりますが、プロレスやプロ野球といった国民的スポーツが放送される時は、近所の人たちが集まって鑑賞会を行うほどでした。
もちろん白黒テレビだけでなく、冷蔵庫や車もとても貴重な存在だったことは簡単に想像できますね。
それが今となってはどうでしょう?
テレビはもはや地上波だけでなくあらゆるネット配信の番組をスマホやタブレットで簡単に見ることができ、車もシェアリングやレンタルで簡単に利用することが出来ます。
これらはほんの一例に過ぎず、あらゆるサービスやモノが巷に溢れています。
こういった時代背景を踏まえて、今の時代を生きる私たちは、昔の人ほどお金がそれ程必要ではないということに気づき始めています。
今後益々、良い大学を出て良い会社に就職をする人や、難しい国家資格を取って
バリバリ仕事をする、いわゆるエリートを志す人がどんどん減少していくことでしょう。
私たちはこの変化に抗うのではなく、受け入れて対応していく必要があるのです。
4.『個の時代』を受け入れた生き方
これまでの事実を踏まえた上で、私たちは今後どうして生きていけば良いのでしょうか。
お金は必要ないからと言って、仕事を辞める、お金をすべて使い果たす、とかそういったことではありません。
まずは会社やアルバイト先から給料を頂くのではなく、自分で稼ぐということにフォーカスしてみましょう。
何か得意なことがあれば、そのノウハウを販売したり、発信したりてお金を集めるサービスはこれまでも紹介したようにたくさんありますね。
しかし、いくらノウハウやサービスが揃っていても、ネット上での評価がなければ集客が出来ません。つまり『個の時代』を生きるには、「評価」×「スキル」が必須なのです。
どうしても評価とスキルを培うには時間がかかります。
パートタイムでの仕事とは違い、即金性がありません。
ただ長期的な視点で、労働時間に依存した生き方は『個の時代』に対応していけません。
最後に評価とスキルを両方とも同時に培っていく方法ですが、得意なことや好きなことを徹底して行い、その発信を続けていくことです。
また対義的ですが、苦手なことや嫌いなことは徹底してやらないことです。
そうすることで、評価とスキルが両方とも培われ、『個の時代』に対応した生き方が可能になっていきます。
[rakuten:d-book:11014166:detail]
5.まとめ
色々と反感や否定を買うようなことを言ってきましたが、これまでの話をまとめておきます。
- お金→評価とパラダイムシフトが起こりつつある
- 何故なら評価のある人のところにお金が集まってきている
- 昔ほどお金がなくても豊かな生活が出来る
- 好きなことや得意なことを発信することで評価とスキルが備わる
といった具合です♪
今日は岡田斗司夫さんの『評価経済社会』に基づいて、僕の持論を交えながら書評をしてきましたが、いかがだったでしょうか?
普段は投資の話をしているにもかかわらず、お金は不要だと言うのはちょっと説得力に欠けたかもしれまん。
ですが、投資についての発信をするのも僕の評価を集めるための手段の一つになります。
この記事を読んで少しでも前向きに発信をしていこうと思える人がいれば幸いです。
1億2千万人総発信時代はもうすぐそこまで来ています!
早く始めるに越したことはありませんが、始めようと思った時こそが始め時なのです。これから始めれば良いだけなので、気兼ねなく始めてみましょう♫
それでは今日はこの辺で^^