建築系チカトサBlog

建築、お笑い、書評、プログラミング、投資などについて書いていきます。

【書評】「金持父さん 貧乏父さん」を読んでお金と人生について考えよう(ロバート・キヨサキ )

どうもこんにちは。

 

建築系投資家のチカトサ(@5atochika)です。

 

 

ロバート・キヨサキ さんの「金持父さん 貧乏父さん」を読みました。

 

この本では、学校では教えてくれないお金に対する捉え方を根底から覆し、「お金のために働く」のではなく「お金に働かせる」という考え方が紹介されています。

 

  • お金に苦労したくない
  • お金持ちになりたい
  • 人生をより楽に生きたい

 

という人が読むと、その後の人生を良くするためのヒントを見つけられる一冊です。

 

一番のポイントは、

 

「高学歴だけれど一生お金に苦労した父」と「中卒だけれどハワイで有数のお金持ちになった父」の二人の父によって影響をもたらされた

 

という点。

 

一生懸命仕事をすることには変わりませんが、お金に対する考え方の違いだけで、大きな富の差が生じてしまいます。二人の父からの影響を受けたロバート・キヨサキさんのお金に対する考え方やノウハウを学ぶことができます。

 

2000年から世界中で読まれてきた累計380万部超えの必読書です!

 

お金にはあまり興味がないという人ですら、仕事や人生に対する意識が変わるので、読んでおいても損はないと思える一冊じゃないかなと。

 

という訳で、この記事では、「【書評】「金持父さん 貧乏父さん」を読んでお金と人生について考えよう(ロバート・キヨサキ )」について書いていきます。

 

 

 

 

 

 

ロバート・キヨサキさんの「金持父さん 貧乏父さん」ってどんな本?【概要】

 

 

金持父さん 貧乏父さん」は、2013年11月08日に発売された書籍です。

(2000年11月に出版された初版本を底本にした改訂版)

 

全262ページの本なので、集中して読めば【約5時間】ほどで読み終えることができます。

 

ザックリと内容を紹介すると、

 

  • 「お金持ち」と「中流階級」と「貧乏人」のお金の流れが紹介されている
  • 「お金持ち」と「中流階級」と「貧乏人」の行動の違いが紹介されている
  • 20年前の内容なので今の時代に読むと普遍的な内容が透けて見える

 

という感じ。

 

はっきり言って、目から鱗の内容です!

確実に多くの人にとって人生のバイブルになる本です!

 

 

ロバート・キヨサキ さんの「金持父さん 貧乏父さん」の目次は?

 

金持父さん 貧乏父さん」の目次は以下の通りです。

 

はじめに 金持父さんと貧乏父さん

 

教えの書

 金持ち父さんの六つの教え

 第一の教え 金持ちはお金のためには働かない

 第二の教え お金の流れの読み方を学ぶ

 第三の教え 自分のビジネスを持つ

 第四の教え 会社を作って節税する

 第五の教え 金持ちはお金を作り出す

 第六の教え お金のためでなく学ぶために働く

 

実践の書

 実戦その一 まず五つの障害を乗り越えよう

 実戦その二 スタートを切るための十のステップ

 実績その三 具体的な行動を始めるためのヒント

 

おわりに 経済的自由を手に入れるには

いますぐ行動しよう!

 

著者自身の子供の頃からのストーリー仕立てで話が展開していくので、サラサラ読めるんじゃないかなと!

 

 

 

 

覚えておきたい「お金持ちの思考・行動」を紹介します

 

お金持ちはお金のためには働かない

 

えっ!?どういうこと?と思われるかもしれませんが、そうなんです。

お金持ちはお金のためには働かないんです。

 

それじゃ、何のために働くの?と思いますよね。

 

中流以下の人間はお金のために働く

金持ちは自分のためにお金を働かせる

 

ということなのです。

 

「学校はお金のために働く方法を学ぶところ」なので我々多くの中流以下の人の発想はお金のために働くことが当たり前になっているんですね。

 

お金を自分のために働かせる方法に関しては、ぜひ読んで確認してみて下さい!!

 

ファイナンシャルインテリジェンスを身につける

 

著者であるロバート・キヨサキ さんが金持ち父さんから教えてもらったファイナンシャルIQというのは、以下の四つの専門分野の知識から成り立っていると説明されています。

 

1.会計力

貸借対照表損益計算書といった財務諸表を読んで理解できる能力。どんな種類のビジネスにおいても、その強みと弱みを見極めることができる。

 

2.投資力

→これこそが「お金がお金を作る化学」と言える。戦略と方式が必要。

 

3.市場の理解力

→投資のファンダメンタル、市場のテクニカル、いわば人為的側面を知る必要がある。

 

4.法律力

→会社を持つことによって得られる税の優遇措置や、保護といったことに関する知識を持っている人間は、会社勤めや個人事業主に比べて、速く金持ちになることができる。

 

一見するとバラバラの能力のように思えますが、「投資」や「ビジネス」を行う上で、どれもMUSTの能力です。

 

金持父さん 貧乏父さん」では、このようなお金持ちが持ち合わせている能力や思考が他にも多数紹介されています。

 

現代では当たり前と思ってしまう部分もありますが、それらも含めてお金持ちの共通事項は非常に参考になると感じました。

 

 

 

 

「金持父さん 貧乏父さん」を読んだ感想【書評まとめ】

 

 

この記事では、「【書評】「金持父さん 貧乏父さん」を読んでお金と人生について考えよう(ロバート・キヨサキ )」について書いてきました。

 

読後の率直な感想を書いておくと、

 

「あと10年早く読んでおきたかったなぁ、、」

 

といった感じでした。約20年前に書かれた内容なので、現代では応用しにくい内容なのかと思いきや、むしろこの不況の時代に生きる人にとってのバイブルにすら思えたりもします。

 

もちろん知識を得るだけでなく、実際に行動していかなければ意味がありません。

 

一つ言えることは、この本を「読んだ人生」と「読んでいない人生」とを比較した時に、試算形成において雲泥の差があるのは確実です。

 

資本主義社会を生きていく上で「知っているのと知らないの差は大きい」ので、人生設計において採用するか否かは一旦横に置いて、一読する価値はあるんじゃないかなと!

 

いつ読んでも遅いことは決してありません。

ぜひ読んでみてください!

 

 

 

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というわけで、今回の記事は以上です。

 

ぜひ、また見に来てください♪

 

 

それでは今日はこの辺で^^

 

【書評】ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」は全ての労働者が読むべき必読書!

どうもこんにちは。

 

 

建築系投資家のチカトサ(@5atochika)です。

 

ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」を読みました。

 

いわゆる“二冊目”というやつです。

 

この本では、20年以上もの間ベストセラー本として世界中で読まれ続けている『金持ち父さん貧乏父さん』の続編となる内容が書かれています。

 

  • ファイナンシャルリテラシーを身につけたい
  • お金に苦労しない人生を送りたい
  • 投資家、ビジネスオーナーになりたい

 

という人に読んでもらいたい一冊です。(一冊目の「金持父さん貧乏父さん」を読んでない方は、まずはそちらを読むことをおすすめします)

 

 

 

 

 

 

ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」ってどんな本?【概要】

 

「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」は、2013年11月08日に発売された書籍です。

 

全334ページの本なので、集中して読めば【約丸1日】で読み終えることができます。

 

ザックリ紹介すると、

 

  • お金持ちになる方法を解説している
  • お金の流れについて解説している
  • 若いうちに知っておきたい内容が盛り沢山!

 

という感じ。二冊目ですが、内容としては初心者向きなので、若い方に読ませたい書籍です。

 

著者の「ロバート・キヨサキさん」ってどんな人?

 

著者の「ロバート・キヨサキさん」のプロフィールも紹介しておきます。

 

ロバート・キヨサキ(日本名:清崎 徹)

  • 1947年生まれ アメリカ生まれ 日系4世
  • 投資家、実業家
  • 1977年にナイロンとベルクロを使ったサーファー用の財布を考案し会社を設立。
  • 1994年に47歳でビジネス界から引退し、ボードゲームキャッシュフローゲーム』を考案
  • 1997年に著書『金持ち父さん 貧乏父さん』を執筆し、全世界で累計2800万部を突破
  • 現在でも不動産買収、鉱業ベンチャー、金融市場への投資など精力的に活動中

 

「金持ち父さん 貧乏父さん」日本オフィシャルサイト:https://www.richdad-jp.com/

 

代表的な書籍に、

金持ち父さん 貧乏父さん

金持ち父さんの予言

金持ち父さんの「これがフェイクだ!」

等があります。

 

「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」の目次は?

 

目次は以下の通りです。

 

改訂にあたって 時代は変わる

まえがき あなたのゴールは何か

はじめに キャッシュフロー・クワドラントとは何か

 

第一部 クワドラントの右側か左側か

 第一章 私があえてホームレスになったわけ

 第二章 クワドラントが違えば人間も違う

 第三章 人はなぜ自由よりも安全を求めるのか

 第四章 ビジネスシステムを手に入れる

 第五章 投資家の五つのレベル

 第六章 お金は目に見えない

 

第二部 最高のあなたを引き出す

 第七章 なりたい自分になる

 第八章 どうしたら金持ちになれるか

 第九章 銀行そのものになれ

 

第三部 クワドラントの右側で成功するために

 第十章 まずはヨチヨチ歩きから

 第十一章 ラットレースを抜け出すための七つのステップ

 

おわりに 道はかならず見つかる

 

 

 

 

「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」から学ぶファイナンシャルリテラシー【一部紹介】

 

全ての人は四つのクワドラントのどれかに属している。

 

キャッシュフロー・クワドラントとは、

のことです。

 

E:Emploee(従業員)

S:Self-emloyed(自営業者)

B:Business owner(ビジネス・オーナー)

I:Investor(投資家)

 

私たちは必ずこの四つのどれかに属しています。

 

投資家の5つのレベル

 

Iクワドラントの投資家には、五つのレベルの投資家がいると紹介されています。

 

確かに一口に投資家と言っても、初心者からヘッジファンドといったプロまでピン切りですよね。

書籍で紹介されている5つのレベルは以下の通りです。

 

投資家レベル1 ファイナンシャル教育ゼロの人

投資家レベル2 お金を貯めて損をする人

投資家レベル3 「その隙がない」と言う人

投資家レベル4 「私はプロだ」と言う人

投資家レベル5 資本家レベルの人

 

かつて世界で最も裕福な国だったアメリカですら、全人口の半分以上が一番下のレベルの投資家レベル1にいるそうです。

 

「資産」と「負債」の違いとは?

 

ここで”一冊目”のおさらいにはなりますが、著者のロバート・キヨサキさんが考える「資産」と「負債」の違いとは、

 

資産はあなたのポケットにお金を入れてくれる

負債はあなたのポケットからお金をとっていく

 

なのです。

つまり、『夢のマイホーム』はあなたのポケットからお金をとっていく「負債」に該当するのです。

 

クワドラントの左側→右側に移らないと、人生は楽にはならない。

 

左側のクワドラント(E、S)に属している人の収入は、労働と対価が1:1です。

休むと収入がなくなるので、働き続けなければなりません。

 

それに対して、右側のクワドラント(B、I)に属している人の収入は、労働と対価が1:∞です。

収入が下がる可能性もありますが、休んでいても収入が増える可能性もあるのです。

 

医者や弁護士などの高級取りの職業になるよりも、右側のクワドラントに移る方が、人生はより楽になるのです。

 

ちなみに著者のロバート・キヨサキさんは、右側のクワドラントに移るのに10年かかっています。

 

 

 

 

「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」を読んだ感想【書評まとめ】

 

この記事では、「【書評】ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」は全ての労働者が読むべき必読書!」について書いてきました。

 

ほとんどの人は、一生懸命勉強して良い大学に入って、良い会社に就職することがお金持ちになる方法だと信じていると思います。

 

そうした”エリート”の人たちが高級取りであることには違いありません。

 

しかしながら、彼らの多くは稼いだお金を「負債」にあてるため、一向に人生が楽にはならないのです。

つまり”ラットレース”を回っているに過ぎないのです。

 

この”ラットレース”という言葉の定義は、また別の機会に解説したいと思いますが、要は「ハムスターがクルクル走って回っている状態」のことです。

 

学校では決して教えてくれない、『ファイナンシャル教育』をこの本を読んで学んでみてはいかがでしょうか?

 

いつ始めたところで、その日から始めたら良いだけなので、決して遅いと.いうことはありません。

 

ただ出来るだけ若いうちにこの書籍を読んでおくと、その後の人生に大きな違いが出てくると思います。ぜひこの機会に!

 

 

 

 

というわけで、今回の記事は以上です。

 

ぜひ、また見に来てください♪

 

 

それでは今日はこの辺で^^

【書評】給料をもらうものではなくて、稼ぐものに切り替える思考法!「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」(moto)

どうもこんにちは。

 

 

建築系投資家のチカトサ(@5atochika)です。

 

motoさんの「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」を読みました。

 

この本では、転職と副業を掛け合わせることで、生涯年収を最大化するための思考法や著者のmotoさんが実践してきた具体的な行動が紹介されています

 

  • 生涯年収を最大化させたい
  • 自分で副業をして稼ぎたい
  • 転職をして年収を上げたい

という人におすすめな一冊です。

 

著者のmotoさんは、あえて地元の短大に進学して生涯年収を最大化する戦略をとっていたのが、とても衝撃的でした!

 

 

 

 

 

 

motoさんの「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」ってどんな本?【概要】

 

「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」は、2019年07月31日に発売された書籍です。

 

全239ページなので、集中して読めば【約4時間】で読み終えることができます。

 

ザックリ紹介すると、

  • 年収を上げるための転職や副業の具体的な戦略が解説されている
  • 転職市場における市場価値の高め方が解説されている
  • サラリーマンに向いている副業が解説されている

 

という感じ。特に『給料はもらうものではなく、稼ぐもの』という一文がこの書籍の最大のメッセージに感じました。

 

今すぐに転職を考えている人でなくても、今の仕事で結果を出すための具体的アクションや思考法が紹介されているので、いつ読んでも損はないと思います。全てのビジネスマンにオススメの本です。

 

 

 

 

著者の「motoさん」ってどんな人?

 

 

著者の「motoさん」のプロフィールも紹介しておきます。

 

  • 1987年生まれ
  • 地元の短大を卒業後、ホームセンターに入社
  • リクルート楽天など4度の転職を経て、現在は本業年収1000万円、副業年収4000万円を稼ぐサラリーマン
  • 連日のように転職や副業を考える多くのサラリーマンの悩みに答えると同時に「東洋経済オンライン」や「新R25」など数多くのメディアにも取り上げられている

 

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転職アンテナ

 

ホームセンターからキャリアがスタートして、リクルート楽天にも転職した経歴の持ち主なんですね!すごい!

 

 

「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」の目次は?

 

目次は以下の通りです。

 

序章 「個人で稼ぐ」サラリーマンが本当の安定を手に入れる時代

第1章 年収240万円の地方ホームセンターを選んだ理由

第2章 地方ホームセンターやリクルートで学んだ「成果」に繋がる働き方

第3章 4度の転職で年収を上げ続けた「転職術」

第4章 本業を活かして稼ぐ「サラリーマンの副業」

第5章 生涯年収を最大化する生き方

おわりに

 

「第3章」では、さらに6つの項目に分かれていて、一番ページ数も多く割かれている章になります。転職を考えている人は、この章は特にじっくり理解して読み進めていくことをオススメします。

 

 

 

 

「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」で気になったポイント

 

市場価値を上げる3つのキャリア設計図

 

転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」で紹介されている市場価値を高めるキャリアの道筋は下記の3種類です。

 

出世によるキャリア

今の会社で出世してエグゼクティブを目指す

今も昔も変わらない、王道のキャリアアップルート

 

職種のスペシャリストになるキャリア

自分の職種に軸を置いて「横断できるスキル」を高めていくイメージ

motoさんはこのキャリアルートを選んでいます

 

業界のスペシャリストになるキャリア

業界のスペシャリストを目指すことでキャリアアップするパターン

「業界のプロ」として名前を上げていくことで、キャリアアップに繋げる

 

最初に入社した会社で出世することが全てではないんですね!

 

 

年収240万円→1000万円を実現した「軸ずらし転職」

 

「軸ずらし転職」とは、「業界」か「職種」のどちらかの軸を「年収の高い業界」または「年収の高い職種」にずらす方法。

 

業界は年収に大きく影響するため、著者のmotoさんはこの軸ずらし転職をオススメしています

 

ちなみにmotoさんは、小売業界→人材業界→人材業界→IT業界→広告業界平均年収の高い業界へ「軸」を移しつつ、営業という職種の軸はそのままに、役職も上げて年収を増やしてきました。

 

 

転職と副業のかけ算で「1万分の1」の人材になる

 

 

市場価値を高めるうえで大切なのは、キャリアのかけ算です。

 

著者のmotoさんは「本業で得た知識や、実際に経験しえ得た知見」をコンテンツ配信することが、最もお金にしやすい副業だと言っています。

 

ある分野で圧倒的に突き抜けて「100万人に1人の存在」になることは難しいですが、本業で努力を重ねて特定分野で「100人に1人」の存在になることはできると思います。

 

本業で得た知見を副業に還流し、副業で得た知見を本業に還流することでかけ合わせを実現し、100×100で「1万人に1人の価値を持つ人材」になることができるのです。

 

 

 

 

 

「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」を読んだ感想【書評まとめ】

 

 

この記事では、「【書評】給料をもらうものではなくて、稼ぐものに切り替える思考法!「転職と副業のかけ算 -生涯年収を最大化する生き方」(moto)」について書いてきました。

 

 

この記事では書けませんでしたが、著者のmotoさんは、中高生の頃から転売で20万円を稼いだり、有名私立の4年制大学に合格しておきながら、あえて地元の短大に進学したりと、大胆な発想と行動力がある人物なのだと感じました。

 

これまで何も行動してこなかった私が、ブログを開設して、本業である「建築」についての情報発信をしようと思ったのもこの書籍を読んだのがきっかけです。

 

大切なのは行動することです。やるか、やらないか。(本書籍引用)

 

motoさんのような戦略的なキャリアを描くべく、何もやりたいことはないが、生涯年収は最大化させたいと思う人はぜひ一読してみてください!

 

 

本書の内容まとめ

  • 業界を変えながらのキャリアアップ戦略が紹介されている
  • 副業と転職をかけ合わせて市場価値の高い人材になる方法が書かれている
  • 転職を考えている人や、考えていない人にもおすすめな一冊

 

 

 

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というわけで、今回の記事は以上です。

 

ぜひ、また見に来てください♪  

 

 

それでは今日はこの辺で^^

【書評】 岡本太郎の「自分の中に毒を持て」は時代を超えても情熱が溢れてくる一冊!

どうもこんにちは。

 

建築系投資家のチカトサ(@5atochika)です。

 

岡本太郎の「自分の中に毒を持て」を読みました。

 

この本では、世界的に有名な芸術家である岡本太郎の「人生におけるマインド」を知ることができます

没後20年以上たった今もなお、ベストセラーとして読み続けられるのも納得がいく一冊です。

 

  • 夢中になれるものがない
  • 人生における目標がない
  • はじめの一歩が踏み出せない

という人にオススメな一冊です。

 

 

自分の中に毒を持て<新装版> (青春文庫)

自分の中に毒を持て<新装版> (青春文庫)

  • 作者:岡本 太郎
  • 発売日: 2017/12/09
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

岡本太郎の「自分の中に毒を持て」ってどんな本?【概要】

 

自分の中に毒を持て」は、1993年8月1日に発売された書籍です。

 

全246ページの薄い本のため、集中すれば【約3時間】で読み終えることができます。

 

ザックリと内容を紹介すると、

 

  • 人間にとっての「成功」とは何なのかと持論を展開している
  • 迷ったら「危ない方」に賭けろと熱弁している
  • 読むことで惰性的に生きてきた自分に「はっ」と気づかされる

 

という感じかなと。

 

個人的には、「この道一筋、自分の職能だけに精進する」という生き方に岡本太郎が疑問を抱いていたことに、とても衝撃を受けました!

 

 

「自分の中に毒を持て」の目次は?

 

「自分の中に毒を持て」の目次は下記の通りです。(全部載せてみました)

 

第一章 意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない -迷ったら、危険な道に賭けるんだ

    自分の大間違い

    ”モノマネ“人間には何も見えない

    一度死んだ人間になれ

    直線と曲線の違い

    ”捨てる主義”のすすめ

    エゴ人間のしあわせ感覚

    好かれるヤツほどダメになる

 

第二章 個性は出し方薬になるか毒になるか -他人と同じに生きてると自己嫌悪に陥るだけ

    ”爆発”発想法

    道は一本か、十本か

    正義の裏・悪の裏

    成功は失敗のもと

    

第三章 相手の中から引き出す自分それが愛 -ほんとうの相手をつかむ愛しかた愛されかた

    愛の伝え方を間違えると

    ”その一瞬”を止める方法

    男と女に知的関係はあるか

    自分の愛とその人の愛の違い

    失ったときからはじまる愛

 

第四章 あなたは常識人間を捨てられるか -いつも興奮と喜びに満ちた自分になる

    きれいになんて生きてはいけない

    頭を遊ばせて世の中を見てみよう

    ”爆発”の秘密

    自分を笑ってごらん

    むなしさの生みの親

    あなたは何に燃えたいか

 

 

自分の中に毒を持て<新装版> (青春文庫)

自分の中に毒を持て<新装版> (青春文庫)

  • 作者:岡本 太郎
  • 発売日: 2017/12/09
  • メディア: 文庫
 

 

 

岡本太郎の伝えたいメッセージとは?【一例紹介】

 

無条件に生きろ!

 

私たちはいつの頃からか、お金がもらえるから仕事をしたり、良い大学に入るために勉強したりと、そうすることが成功法として教えられてきましたね??

 

もちろん、何か目標に向かって努力をすることは決して悪いことではないと思います。

 

しかし、岡本太郎に言わせると、そういった条つきで何かをやることに価値はないのです。

 

そうではなく、他人から見ればバカバカしいようなことでも、無条件にやりたくなるもの、情熱を傾けられるものを見出すことの方がよっぽど価値があるのです。

 

つまり、世間体を気にしたり安定を求めるがあまり、惰性的に生きている状態は良くないということですね。

 

 

迷ったら危険な方に賭けるんだ!

 

人生は常に選択の連続ですよね。

自分で意識するしないにかかわらず、常に迷い、選択を迫られています。

 

そんな時にほとんどの人が、必ずと言って良いほど、安全な、間違いない道をとっています。それが保身の道だから。

 

しかしそういった選択の連続が、惰性的な生き方に繋がっているのです。

 

そうではなく、より駄目だと思う方に賭けてみる。自分をとことんまで突き放してみる。

そうした中途半端ではない腹の括り方をしたものにのみ、情熱が溢れてくるのではないでしょうか。

 

個人的には本書の中で一番「はっ」とさせられたところです。

 

 

駄目なら駄目と開き直ってしまえ!

 

 

「自分に自信がない、何をしたらよいかわからない」という人に対して岡本太郎は、駄目なら駄目で結構じゃないか、と言っています。

 

自分は駄目人間なんだと認めてしまうこと、そうすることで何か積極的になれるものが出てくるのだと。

 

『駄目なら駄目人間でいいと思って、駄目なりに自由に、制約を受けないで生きていく。そうすれば、何か、見つけられるチャンスがおのずとひらけてくる。一日も早く実行してみるといい。』(内容抜粋)

 

開き直るという行為は、無責任のようにも思えますが、下手に周りの期待に応えようと自分を大きく見せるのではなく、自然に等身大の自分でいること。この考えは肩の荷が下りた感じになり、非常に楽になります。

 

 

自分の中に毒を持て<新装版> (青春文庫)

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  • 作者:岡本 太郎
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「自分の中に毒を持て」を読んだ感想【書評まとめ】

 

 

この記事では、「【書評】 岡本太郎の「自分の中に毒を持て」は時代を超えても情熱が溢れてくる一冊!」について書いてきました。

 

今の時代を生きる我々にとって、岡本太郎は歴史上の芸術家であり、全くと言っても良いほど馴染みのある人物ではありません。

 

本書を読んだ人はその日から、「もし岡本太郎だったらどうするだろうか」と気にするかもしれません。

 

意外かもしれませんが、岡本太郎という人間は決して器用なタイプではないのです。少なくとも私にはそう感じました。

 

 

一瞬たりとも手を抜いてはいけない、というのは難しいかもしれませんが、「惰性的には生きない」ということなら誰にでもできるはずです。

 

自分の中に毒を持て」は無駄な人生は絶対に送らない、と腹を括らせてくれる一冊だと感じました。ぜひ読んでみて下さい!

 

 

 

というわけで、今回の記事は以上です。

 

ぜひ、また見に来てください♪

 

 

それでは今日はこの辺で^^

【書評】 三戸政和さんの「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」は資本家になる考えを教えてくれる

どうもこんにちは。

 

建築系投資家のチカトサ(@5atochika)です。  

 

三戸政和さんの「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」を読みました。

 

この本では、資本家になるには中小企業を買って、いかに有効に運営するかという三戸さん流の考え方が学べます。

 

  • スタートアップの起業家を目指している!
  • 企業買収はお金持ちの人がやること!
  • 今働いている会社でのし上がってやる!

と思っている人が読むと、価値観が揺さぶられちゃう一冊です。

 

一番のポイントは、

 

日本にある中小企業の約7割が「後継者不足」という問題に直面している。そんな中小企業の個人買収についての手順を記した。

 

という点。

 

つまり、『意外なほど多い黒字廃業しそうな優良企業』をいかに個人買収するか、といったノウハウを知ることができます。

 

M&Aに対するハードルが高い人には、イメージとのギャップに驚くかもしれません!

 

将来は「資本家」になりたいと考えている人にはおすすめの書籍かなと。

 

というわけで、この記事では「【書評】 三戸政和さんの「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」は資本家になる考えを教えてくれる」について書いていきます。

 

 

 

 

三戸政和さんの「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」ってどんな本?【概要】

 

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」は 、2018年4月19日に発売された書籍です。

 

わかりやすい文章で書かれているので、集中して読めば全205ページを【約3時間】で読み終えることができます。

 

ザックリと内容を紹介すると、

 

  • 自分のキャリアを生かす
  • 資本家になることで、労働対価では得られない金銭的メリットを享受する
  • 人生100年時代の老後不安から自由になる

 

という感じ、特に『これからの日本では、「何もしないでいること」も人生を危機に晒すリスク』という最後のメッセージこそがポイントかなと。

 

著者の三戸政和さんってどんな人?

 

著者の三戸政和さんのプロフィールも紹介しておきます。

 

三戸政和(みとまさかず)

  • 1978年生まれ 兵庫県出身
  • 事業投資家、作家、ロケット家、元政治家
  • 株式会社 日本創生投資代表取締役社長
  • 2005年 ソフトバンク・インベストメント(現SBIインベストメント)入社。ベンチャーキャピタリストとして日本やシンガポール、インドのファンドを担当し、ベンチャー投資や投資先にてM&A、株式上場支援などを行う
  • 2016年日本創生投資を投資予算30億円で創設し、中小企業に対する事業承継・事業再生などに関するバイアウト投資を行なっている

 

株式会社 日本創生投資:https://nipponci.com/

 ツイッターアカウント:@310JPN

 

最近では「営業はいらない(SB新書)」が出版されています。

また、ロケット開発会社インターステラテクノロジズ社外取締役堀江貴文氏が主宰する「堀江道場」のオブザーバーなども務めています。

 

 

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」の目次は?

 

 

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」の 目次は以下の通りです。

 

はじめに

序章 「人生100年時代」は資本家になりなさい

第1章 だから、起業はやめておきなさい

第2章 飲食店経営に手を出したら「地獄」が待っている 

第3章 中小企業を個人買収せよ

第4章 100万の中小企業が後継社長を探している!

第5章 「大廃業時代」はサラリーマンの大チャンス 

 

 

中小企業経営者の後継者不足で、事業継承に悩む「大廃業時代」とは、チャンスの時代

 

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」で著者の三戸政和さんが伝えようとしていることは、端的に下記の1点だけ。

 

後継者不足により廃業が多発 → 中小企業を個人で買収 → 資本家になる

 

なので、この本では「いかに後継者不足が深刻か」&「優良な中小企業を買う」ためのノウハウや考え方が書かれています。

 

読む人によっては「ショックだ」と思ってしまう話も載っていますが、「どうしたら資本家になれるか」を考える良いきっかけとなる書籍かなと。

 

 

 

 

三戸政和さんのオススメする「個人M&A」とは?【一例紹介】

 

 M&Aと聞くと、「大企業がするもの」だと思いません?

 

 しかし、著者の三戸さんに言わせると、これからの10年間は「個人M&A」をやるにはチャンスなのだそうです。

 

なぜなら、「個人M&A」の環境が整いつつあり、かつ「後継者不足」により黒字でも廃業している中小企業が多くあるからです。

 

そして、このような大きな動きの初動に行動した人が成功する、というのが何ごとにおいても言えることなのです。

 

つまり、いかに「リスク」を許容して挑戦することができるのか、ということが最後には肝心なんですね。

 

 

 

 

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」を読んだ感想【書評まとめ】

 

 

 この記事では、「【書評】 三戸政和さんの「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」は資本家になる考えを教えてくれる」について書いてきました。

 

少額資金での「個人M&A」で、資本家を目指すというやり方は十分に可能なのだと思います。

 

そして腹をくくって、いかに行動ができるかということに尽きるのだと感じました。

 

その行動力こそが、日本でどんど潰れようとしている優良な中小企業を救うことにつながっていくのです。

 

最後に、持たざる者はリスクを負って行動するのみなのです。

 

 

というわけで、今回の記事は以上です。

 

ぜひ、また見に来てください♪

 

 

それでは今日はこの辺で^^

【書評】石原博光さんの「まずはアパート一棟、買いなさい!-資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意」は不動産投資家を目指す人は読むべき必読書!

どうもこんにちは。

 

建築系投資家のチカトサ( @5atochika)です。

 

石原博光さんの「まずはアパート一棟、買いなさい!-資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意」を読みました。

 

この本では、2004年から不動産投資を続けて高利回りの収益を出し続けている著者が、自己資金の少ない人のために一棟アパートによる不動産投資の極意をまとめています。

 

  • 不動産投資を考えている
  • 一棟アパートによる不動産投資の極意を学びたい
  • 不動産投資で高利回りの収益を出したい

 

という人にオススメしたい一冊です。

 

 

 

 

 

石原博光さんの「まずはアパート一棟、買いなさい!-資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意」ってどんな本?【概要】

 

「まずはアパート一棟、買いなさい!-資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意」は、初版が2010年2月24日に発売され、新版が2016年2月27日に発売された書籍です。

 

全295ページなので、集中して読めば【約5時間】ほどで読み終えることができます。

 

ザックリと内容を紹介すると、

 

  • 不動産投資の経営メソッド&ノウハウが余すことなく綴られている
  • これまでの経験談だけでなく、今後の展望もまとめられている
  • 実際に運用している投資物件の詳細が紹介されている
  • 全90のノウハウが詳細にわかりやすく説明されている

 

という感じかなと。

 

 

著者の石原博光さんってどんな人?

 

著者の石原博光さんのプロフィールも紹介しておきます。

 

石原博光(いしはらひろみつ)

  • 1971年生まれ 東京都出身
  • 起業家、投資家
  • 2004年 不動産投資を始め、4年間で7棟72世帯、利回りは驚異の20%超え
  • 2012年 家賃と一部売却で得た資金で、アメリカでも不動産投資をスタート

 

オフィシャルサイト:http://ebisunoi.com/

 

 

過去に不動産投資に関連する書籍を複数出版されている方です。

他にも複数のメディアに寄稿しています。

  • 頼れる!海外資産-アメリカ戸建て投資のはじめ方
  • 底辺から年収1,000万超の不動産投資術~「資産」より「仕組み」を買え!~

 

 

「まずはアパート一棟、買いなさい!-資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意」の目次は?

 

「まずはアパート一棟、買いなさい!-資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意」の目次は下記の通りです。

 

 

序章 なぜ不動産投資なのか?

 

第1章 地方一棟アパートか都心の築古アパートを狙え!

 

第2章 買ってもいい物件、買ってはいけない物件

 

第3章 資産性が低くても、銀行から融資を引く秘訣

 

第4章 購入価格は自分で決める!値切りの交渉術

 

第5章 物件管理はプロにお任せ!いい管理会社の選び方

 

第6章 大家さんの腕の見せどころ!リフォーム大作戦

 

第7章 入居者さん、いらっしゃい!満室経営を生む極意

 

第8章 入居者が決まったら、いざリスクに負けない運用を!

 

ケーススタディ

おわりに

 

 

 

 

「一棟アパートによる不動産投資」のメリットとデメリットは?

 

「まずはアパート一棟、買いなさい!-資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意」の序章では、【不動産投資のメリットとデメリット】が紹介されています。

 

それは…

 

メリット

  1. ミドルリスクミドルリターン
  2. お金を借りられる
  3. 自分の努力次第で利回りを上げられる
  4. 競争相手が少ない
  5. 「自動操縦」ができる

 

デメリット

  1. 空室リスクがある
  2. 風評被害リスクがある
  3. 流動性が低い
  4. 取り扱う金額が大きい
  5. 人付き合いの下手な人には向かない

 

という形。(本文から抜き出してまとめています)

 

著者の推奨する不動産投資は、資産性よりも収益性にフォーカスを当てています。

 

その観点から著者のメソッドがしっかりとまとめられているので、ぜひ本書を読んで確認してみてください!

 

 

「まずはアパート一棟、買いなさい!-資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意」を読んだ感想【書評まとめ】

 

この記事では、「【書評】石原博光さんの「まずはアパート一棟、買いなさい!-資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意」は不動産投資家を目指す人は読むべき必読書!」について書いてきました。

 

著者である石原博光さんの不動産投資のメソッドに触れてみたくて手に取ってみましたが、思っていた以上に難しくはなく、読み終わったときには不動産投資サイトを閲覧していました。

 

そして、本書の最大の特徴は【著者の実際に経営していた物件が掲載されている】という部分です。

 

つまり、著者の具体的に行ってきた投資内容を、余すことなく知ることができるため、自分の経済状況や市場と照らし合わせて比較することができます

 

不動産投資という事業を20年近く続けている石原博光さんの考えをインストールできる「まずはアパート一棟、買いなさい!-資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意」ですので、ぜひ購読してみてください!

 

本書の内容まとめ

  • 著者の事業メソッドが綴られている
  • 海外不動産に向けての展望も紹介されている
  • 一般の不動産投資家のケーススタディも紹介されている

 

 

 

というわけで、今回の記事は以上です。

 

 

ぜひ、また見に来てください♪

 

 

それでは今日はこの辺で^^

【建築解説】表参道ヒルズ

どうもこんにちは。

建築系投資家のチカトサ(@5atochika)です。

 

今回は建築解説をしていきたいと思います。

今回解説する建築は安藤忠雄建築研究所の『表参道ヒルズ』です。

 

  • 安藤忠雄の建築が好きな人
  • 原宿によく行く人
  • 建築の教養を身に着けたい人

等は是非読んでみて下さいね。

 

 

安藤忠雄 建築家と建築作品

安藤忠雄 建築家と建築作品

 

 

 

 

安藤忠雄建築研究所とは

 

Tadao Ando 2004.jpg

 

”世界のANDO”として名高い建築家・安藤忠雄氏率いる建築設計事務所です。

 

安藤忠雄氏は日本を代表する建築家の一人で、建築界のノーベル賞である「プリツカー賞」を受賞したとても素晴らしい建築家です。

 

1941年に大阪市で双子の兄として生まれ、高校生の時にはプロボクサーのライセンスを取得しています。

 

何と言っても安藤忠雄氏を語る上で特筆すべき点は、大学に行っていないという経歴です。

同年代の有名建築家達は、漏れなく名門大学を卒業しており、建築の世界で戦うには学歴の壁は間違いなく存在すると言っても過言ではないでしょう。

 

にもかかわらず、彼は世界中を放浪して色々な建築を見て独学で建築を学び、28歳の時に下積みの経験なく建築事務所を独立します。

 

こんな変わった経歴の持ち主であることから、彼は建築界では異端児のような存在として扱われています。

 

 

ボクシングをやればプロになり、建築をやればプリツカー賞を受賞する彼は、何事においてもストイックに徹底してやる性格だということがわかりますね。

 

表参道ヒルズの見どころ① 『大きな吹抜け空間』

 

表参道ヒルズ 館内

 

まずは何といっても吹抜けの大空間です。

どこにいても表参道ヒルズを一望することができます。

 

吹抜けの下はイベントスペースになっていて、度々期間限定イベントが行われます。

吹抜けの頂部にはトップライト(天窓)になっていて、建物内部に自然光が降り注いできます。

 

 

表参道ヒルズの見どころ② 『らせん状の店舗』

 

先程の写真をよーく見て下さい。

吹抜け空間に面した廊下は実はらせん状になっています。

 

そのため吹抜け越しに見る向かいの店舗は同じ階ですが、半分ズレているのです。

廊下を真っすぐに歩いていると下の階か上の階にたどり着くのです。

 

このスロープはあまりに緩やかなため、歩いていても気づかないくらいです。

 

スロープに沿ってお店を配列するには様々な工夫が必要です。

何故ならお店の中は傾いてはいけないからです。

 

以下の写真を見て下さい。

 

 

これはお店と廊下の間に段差を設けることで、スロープから店舗にアクセスできるようにしています。

 

 

こちらのお店の入り口では、スロープの一部をフラットにすることで、店舗にアクセスできるようにしています。

 

何気なく利用して気づかないかもしれませんが、気づかないくらいに工夫を凝らして設計しているのです。

 

表参道ヒルズの見どころ③ 『ケヤキ並木に配慮したボリューム』

 

次に外観に注目して下さい。

 

 

この建物はケヤキ並木と同じくらいの高さで調整されています。

 

建築物には容積率という指数があります。

容積率とは、「敷地面積に対して何%の延べ床面積の建物を建てることが出来るか」という指数です。

 

例えば、敷地面積100㎡の土地が容積率200%だとすると、そこには延べ床面積200㎡まで建築することが出来るということです。

 

通常、商業ビルなどでは収益性を確保するために、容積率を最大限近くになるまで延べ床面積を大きくするのが一般的ですが、この表参道ヒルズでは容積率を大きく余らせて建築しています。

 

何故なら、このケヤキ並木の高さ20mに配慮して建物の高さを抑えているからです。

地区計画では高さ30mまでとなっていますが、この建物の高さは23.3mととても低く抑えられています。

 

こういった配慮もまちなみを作る建築家としては決して忘れてはいけない行為ですね。

向かいの道路から見た外観を見ると、むしろケヤキ並木の方が目立って見えます。

 

 

表参道ヒルズの見どころ④ 『同潤会青山アパート』

 

 

表参道ヒルズの東端には蔦が絡まった古い建物が併設されています。

別の建物ではなく”併設”されているのです。

そのため、この古い建物から表参道ヒルズの方に行くこともできます。

 

この建物はかつて、この表参道ヒルズの土地にあった同潤会南青山アパートの一部を復建させたものです。

 

 

同潤会アパートとは、1923年に発生した関東大震災の復興支援のために供給されたアパートで、日本で最初期の鉄筋コンクリート造による集合住宅として住宅史、文化史上とても貴重な存在です。

 

これ程の歴史的・文化的にも重要な建物を残そうと保護運動も起こりましたが、老朽化のため2003年に解体されました。

 

ですが、やはり後世に残すべき施設だとして、当時の建材を再利用して一部が復建されています。

 

現在は「同潤館」として中に眼鏡屋さんなどがあるので是非入ってみて下さい。

 

 

建築家 安藤忠雄

建築家 安藤忠雄

 

 

 

まとめ

 

今回は表参道ヒルズについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

 

他にも多くの工夫がなされていますが、わかりやすい特徴としてこの4点を挙げさせてもらいました。 

 

表参道ヒルズに行った際には是非、注目して見てみて下さい。

また、一緒に行った人にドヤ顔で説明してあげて下さい。笑

 

この記事を読んで、少しでも建築に興味を持って頂けたら幸いです。

今後も建築解説は定期的に行っていきたいと思います。

 

 

Casa BRUTUS特別編集 安藤忠雄 ザ・ベスト

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もし解説してほしい建築がありましたら、良ければコメント欄にお寄せ下さい。

 

是非、また見に来てください♪

 

 

それでは今日はこの辺で^^